コロナでオンラインレッスン急成長 稼ぎ月500万円も

インスタグラムの活用方法


【日経新聞掲載】2020年7月19日


ある著名なインストラクターは、筋肉を部位別に鍛えることによって理想の体を手に入れる「ボディーメーク」を個人レッスンで提供してきた、。新型コロナウイルス感染防止の観点から人同士が集うことが難しくなり、リアルな場でのレッスンが実施できなくなった。そこで思い立ったのが、オンライン会議システムのZoom(ズーム)を使って、自分のファンに課金制のオンラインレッスンを配信することだ。


専用のホームページを開設して、ツイッターやインスタグラムで宣伝。ホームページ上で予約と決済ができるようにし、予約者にはズームのURLを送信、当日は約1時間のプログラムで画面を通じてリアルタイムに配信した。これを毎週決まった曜日に月4回提供し、月額を約1万円と設定したのだ。


巧みだったのは、個人レッスンではなく、1対多人数のグループオンラインレッスンで割安な料金設定としたことだ。これにより、リアルの個人レッスンだと高額で受講できなかったファンが殺到し、契約数は500人に達した。月額約1万円なので売り上げは実に月約500万円。インストラクターはあっという間に「ズームレッスン長者」にのし上がった――。


このインストラクターのように、オンラインレッスンを展開し、苦境に立たされている同業者を尻目に、新たな稼ぎの方程式を手にする個人事業主が増えている。彼らが利用している個人のスキルを売るプラットフォームが、急成長している「MOSH(モッシュ)」だ。新型コロナ禍のさなか、20年4月には予約・取引件数が前月比260%増を記録し、5月は同136%増と勢いが止まらない。モッシュを介して提供されるオンラインレッスンは先述のボディーメークのほか、ヨガやエクササイズ、キックボクシングなど多彩だ。


個人のスキルを売るプラットフォームとしては、「カフェトーク」や「ココナラ」が大手。モッシュがそれらの先駆者と決定的に異なる点の1つは、今はやりのズームやインスタライブなどと手軽に連携できることだ。例えばズームなら、モッシュ上でオンラインレッスンの予定を設定するだけでズームのURLが自動発行され、レッスンに参加する予約者に対してそのURLが自動的に送付されるという便利さだ。さらに、売り上げに対してサービスを提供するモッシュ(東京・目黒)側が取る手数料が3.6%と少ないこと(通常は8%、現在は割引中)も挙げられる。カフェトークはスカイプのみ使用可能で手数料が最大40%、ココナラは独自のビデオチャットしか使えず、手数料が最大25%であることに比べると、格段に条件がいい。


また、モッシュは初期費用無料でスマホを使ってものの数分でホームページを作ることができ、予約・決済、顧客管理などの機能も付く。後は、レッスン提供者が自らSNS(交流サイト)などを活用して告知、集客し、当日にズームなどを使って1対1、あるいは1対多人数でレッスンを行うだけだ。「予約・決済からズームなどでのオンラインレッスン開催までワンストップで実現できる点が受けている」と、モッシュの藪和弥社長は話す。


いわば物販のネットショップを簡単に開設できる「BASE(ベイス)」のサービス版ともいえるもので、思い立ったその瞬間から極めてハードルが低い状態で手軽に始められる。モッシュでオンラインレッスンを含めたサービスを売る個人は増え続けており、6月には1万事業者を突破した。


■「オンライン瞑想」もマネタイズ可能


モッシュでは、個人の想定外の発想による新手の稼ぎ方も出始めている。例えば、瞑想(めいそう)のレッスン。レッスンといっても、行うことは平日の早朝、決められた時間にインスタライブで参加者と一緒に毎日15分間瞑想するだけだ。自分では習慣化しにくいが、皆でそろってやるなら続けられるといったニッチなニーズを捉えたものだろう。月額1000円のサブスクリプション(定額課金)制で、30人定員のため最大月3万円の売り上げではあるが、もともと主催者が個人的な習慣として続けてきたことを有料サービス化しただけなので、新たな手間はほぼゼロ。今後、定員を増やしていくことも可能だろう。


キャラ立ちして一部に熱狂的なファンを持つ個人が新たなマネタイズの手段を得る例もある。プロのダンサーが独自に考案したエクササイズをSNSで多人数にライブ配信するオンラインレッスンを500円で販売。月に数回開催するとファンの申し込みが殺到し、月の累計参加者は2400人に達した。つまり、売り上げ月120万円を難なく手にできたわけだ。


このダンサーのように自分の特技を生かし、従来はリアルのレッスンやイベント、物販への誘導のために、無料で行ってきたオンラインの配信が、モッシュを使えばたちまち稼げる手段に化ける。「今までツイッターやインスタグラムでコツコツ投稿し、フォロワーを数千、数万と増やしてきたマイクロインフルエンサーにとっては大チャンス。従来は企業のPR案件などで稼ぐしか方法はなかったが、今後は自分の配信そのものがマネタイズできるようになる」(藪氏)。


例えば、ファッションのインフルエンサーの着こなし講座、人気ヘアメーキャップアーティストによるメークレッスンなどが考えられる。先述の瞑想と同じ発想で、書評を投稿する読書家がオンライン読書会を開いて感想を言い合うといったイベントも有効かもしれない。モッシュでは、ライブのレッスンを録画し、動画コンテンツとして販売するといったマネタイズの多元化も可能だ。実際、メークレッスンをズームで実施し、その様子を録画した動画を販売する個人も現れている。「今後は、ライブ配信が終わった瞬間に自動的に動画が出品できるようにするなど、利便性を高めていきたい」(藪氏)。


ウィズコロナの新しい生活様式は当分続く。となると、企業も出社する社員の割合を減らす施策を継続し、プライベートの外出もある程度控える中で、家にいる巣ごもり時間は引き続き多くなる。「新型コロナを潮目に消費者の間でもオンラインレッスンに対する熱量が上がってきている。自宅でリモートする人が昼の息抜きにレッスンを受けたいという需要も目立ち始めた。大手、中堅のスタジオやジムも第2波に備えて、事業のポートフォリオにオンラインレッスンを入れないと顧客が離れてしまうと危機感を持っており、モッシュを使って参入する動きも出てきている。市場が大きく伸びるのはこれから」と、藪氏はいう。


今は、サービスの提供側と利用者は30~50代がメインのようだが、ズームを使いこなす大学生など若者をターゲットにするオンラインレッスンも有望だろう。物理的な移動が不要で、全国、世界の消費者を相手に、個人や企業が簡単にオンラインスタジオを持てる――そんな時代が、急加速することになりそうだ。


(ライター 高橋学、写真提供 モッシュ)


[日経クロストレンド 2020年7月3日の記事を再構成]


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ただ、最近はインスタ映えするコンテンツを投稿しても、なかなかフォロワーが増えなかったり、一過性のフォロワーが集まったりする傾向にあります。そのため、店舗や商品のターゲットを設定した上で、そのターゲットとなるユーザーに訴求することが大切です。


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