仕事・恋人探し #教えて、インスタ先生!(日経MJ)

インスタグラムの活用方法


【日経新聞掲載】2019年2月17日


「グーグル」などではなく、交流サイト(SNS)の「インスタグラム」で検索をする人が増えている。東京のグルメ情報なら「#東京グルメ」などと、投稿の際に付けるハッシュタグ(#)で、見知らぬ誰かの投稿をあれこれ検索。しかも、今や調べるのは、グルメやファッションといった"映える"情報にとどまらない。「ググる」の次は? インスタであれこれ探す人たちを追った。


#恋人 趣味同じなら楽


「親には相当心配されましたけど(笑)」。


あっけらかんと話す女性会社員の大庭桃果さん(23)は3年前、インスタグラムを通じ恋人をつくった。お相手は米ロサンゼルスで貿易関係で働くニックさん(32)。


好きなDJが共通していた。大庭さんは「そのDJのハッシュタグを付けている人に、とにかくいいねしてた」。次第に相互にフォロー、投稿に相互にコメント、ダイレクトメッセージ(DM)を送り合い、ビデオ通話するようになり……。


初めて会ったのは知り合って1年後。「ロス来てみたら?」と誘われ旅行に出かけた。「1年もやり取りしてたから会うのに抵抗はなかった」


ただ宿泊先はいきなり「ニックの実家」というからびっくり。「宿代浮くし、うち来なよって言われて。彼の親も何か盗まれたりしたらって不安だったみたい(笑)」


1週間の滞在中、ディズニーランドやユニバーサルスタジオを楽しんだ2人。「インスタでの印象通り、とてもすてきな人だった」と自然な流れで交際に発展した。


半年に1回、日米を行ったり来たり。会えない間も毎日のようにインスタ上で会話し、破局した今もやり取りは続く。


なぜインスタ上で出会いを"検索"するのか。恋愛で最も重視するのが「趣味が合うこと」だから。合コンや紹介で趣味が合うかは運次第。「インスタは初めから趣味が合うことが分かっているから楽」なんだとか。


「出会いが目的じゃないから趣味の話でも他愛のない話でもなんでもできる」。今はやりのマッチングアプリ以上にお互いの理解がしやすいようだ。もちろん「実際に会うまで1年はおくし、投稿やビデオ通話で雰囲気も大体把握する」そう。


都内の22歳女性もインスタで同い年の女性と友人に。「投稿がかわいいから会ってみたくて、ついDM送っちゃった」ことから関係が発展。今は月に1回程度定期的に会う仲だ。SNSからリアルの交際に発展しにくいと言われる日本でも、新世代が登場してきた。


#仕事・バイト お店の雰囲気まるわかり


「古着屋、なかでもヨーロッパ系の店で働きたくて」。2018年11月から東京・下北沢の「SMITH&YOU」で働く小林沙樹さん(27)はインスタグラムで今の仕事を見つけた。静岡県で理学療法士として働いていたが「アパレルの仕事に就きたい」とインスタを中心にスタッフを募集する古着屋を検索。同店を発見した。


小林さんは店のテイストは妥協できないが「求人サイトでは自分好みの店かどうか分からない。お気に入りの古着屋がインスタでフォローする店ならたぶん合う」と芋づる式にたどりついた。


扱っているブランド、ディスプレーの仕方、映り込む店員……。写真投稿のインスタだからこそ「店の雰囲気がよく伝わった」。


店にもインスタでの採用はメリットが大きい。「(店への)理解度が高くやり取りがスムーズ」とPR担当の斎藤香織さん(44)は話す。


求人広告サイトで募集をかけたこともあったが「店の特徴を知らなかったり、ターゲットの年代じゃなかったり」と採用は少なかったという。ミスマッチが少ないせいか「離職率も低く今後もインスタを活用したい」。


検索から応募まで、ワンストップでインスタを利用するケースも。


「今ってバイト募集してますか?」。東京・錦糸町のカフェでアルバイトする専門学校生の片岡千明さん(18)。「投稿を見て内装がいいな~って思って」、インスタのダイレクトメッセージをオーナーに送り、直接やり取りし採用された。


「求人サイトは宣伝感強くて……」。素が分かるから安心して応募できた。投稿内容やダイレクトメッセージでのやり取りで「オーナーの人柄もなんとなく分かった」。


#ヘアサロン 美容師の個性まで


「染め方を見て、これだ!って思って」


1月中旬。都内の自営業、水野紗季さん(28)は東京・新宿のヘアサロン「ALBUM SHINJUKU」を訪れた。お目当てはスタイリストのNOBUさんだ。


「ハイライトグラデーションのグレージュに染めたくてインスタをあさっていた」ところ、NOBUさんの投稿が思い描いていた色や染め方と一致したそう。


雑誌を見て美容室や美容師を探すのは今は昔。その後に登場したサロン検索サイト「ホットペッパービューティー」も今や「単なる予約ツールかな」と水野さんは話す。


インスタでは写真だけでなく、ヘアアレンジやカラーリングの動画をよく見る水野さん。「スタイリストの得意分野が分かる」という。「カットモデルが一般人で親近感もあるし、髪質や頭の形が自分に似ている人を探すこともできる」……。総じて「インスタグラムの情報は信頼度が高い」と感じている。


インスタの活用にいち早く目をつけたALBUMは、2014年8月の「ALBUM SHIBUYA」(東京・渋谷)オープン以来、公式アカウントのフォロワーが増え続け、今や38万人超。国内の美容院では圧倒的で、2位以下に27万以上の大差をつける。「投稿動画の再生回数が40万を超えることもざら」(広報担当者)


NOBUさん個人のフォロワーも20万人超。各美容師がアカウントを持ち、発信するのを業務の1つとしている。専用アプリでフォロワーの増減を可視化しているほど。「スタイリングやカラーリングなど、こんなにも美容師の個性を表現できる場はインスタ以外にない」。新宿店長の河上誠一郎さんは強調する。


■旅先もインスタが鉄板! 駅看板撮りに香港まで


「ここどこ?」


関西の大学に通う長束華穂さん(21)はインスタグラム上をうろつき、気になるスポットを見つけた。初めて見た香港の鉄道駅の看板だ。


インスタで最も検索されているとみられるものの1つが旅行だ。飲食店選びやお化粧のお手本、ファッションの参考にするといった目的も多そうだが、DACホールディングスの2018年春の調査によると「旅の参考にインスタを活用する」と答えた人は60%にのぼる。旅行先で訪れるスポット検索では今やインスタが「鉄板」だ。


18年9月、大学の友人と香港へ旅行した長束さん。旅先を決めるやいなやインスタ上で訪れる場所を探した。旅行系インスタグラマーを中心に検索し、都内の会社で働くAYUMIさん(29)の投稿を発見。「ここ行かなきゃ!」と即決したのが、カラフルでおしゃれな字体で書かれた鉄道駅の看板だ。


旅行の目的地とは見られていなかった駅看板が観光スポットに変わる。「ウェブやガイドブックにはありきたりの場所しか載っていない。調べるのは交通情報、物価……くらい」と長束さん。旅先で訪れる場所はほぼインスタで探し、どんな写真が撮れるかで決める。「どこにも載っていないから特別感がある」


リアルタイム性や情報の細かさもインスタ検索の強み。「急な休業や営業時間の変更はインスタが一番早い」。ベトナムの遊園地に行ったときには「アトラクション一つ一つの感想まで調べた」という。


■10~30代女性、#で検索8割


「インスタグラムでの検索は、若い世代ではもはや当たり前」


SNSを活用したマーケティングを手掛けるコムニコ(東京・中央)の長谷川直紀取締役は断言する。同社が2018年に10~30歳代女性を対象に実施した調査で、「インスタでハッシュタグ検索は利用しない」と答えたのは18.6%。8割以上がインスタを検索ツールとして利用している。


単純比較はできないものの、アライドアーキテクツの15年調査では「ハッシュタグを使ったことがある」は20代以下でも50%未満だ。急に増えたのは「利害関係のない一般人の投稿が多いため、信頼度が高いから」(長谷川取締役)。


今起きているのは、検索する対象の広がりだ。当初はファッションや美容、グルメといった絵映えするジャンルが目立ったが、今では「洗濯や片付け、ノート術などハウツー系の投稿が増えている。どんどん日常に近づいている」。ちなみに、「『インスタ彼氏』『インスタバイト』もここ1年くらいで登場するようになった」そう。


■企業も独自の# 広告っぽさはダメ


検索でいかに目に留めてもらえるか、企業も独自のハッシュタグに力を入れる。


#こころから


成功事例といわれるのが、この一見何か分からないハッシュタグ。投稿数は約7万件に上り、検索すると、すてきな風景の画像がずらりと並ぶ。仕掛けたのは、旅行者向けウェブサービスを運営するHotspring(東京・渋谷)だ。


「こころから旅を楽しんでほしいという意味と同時に『引っかかり』を意識した」と同社の広報担当、武田道さん。より多く検索されそうなハッシュタグは「#~旅行」「#~旅」だが、「このタグなんだろ?」と思わせ「何となくまねたくなる」状況を作り出した。


現在それほど「会社の認知度やサービスの利用とは結びついていないでしょうね」と武田さんは笑うが、短期的な利益が目的でなく「旅行好きな人のコミュニティーが将来的に財産になる」と考える。「#こころから」を使ったユーザーから公式アカウント用の画像を借りるなどコミュニケーションも積極的にとる。


「営業や広告っぽさを出さず、みんなが勝手に使ってくれればいいという企業側のスタンスが大事」とコムニコの長谷川取締役。ハッシュタグは10~30個が適当などのノウハウも少しずつ積み上がってきたが、「とはいえ、現時点で成功の定石パターンはない」とも。「インスタでの検索は今後も増える」とみられ、知恵の絞り合いは続く。


(田村峻久)


[日経MJ 2019年2月13日掲載]


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